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掛川市でRC造事務所を現地調査|サッシまわりのひび割れと塗膜の膨れ
こんにちは、ペイントホームズ掛川店です😊
今回は、以前に掛川市のRC造事務所で行った外壁・サッシまわり・室内の現地調査をご紹介します。
調査では、サッシまわりの外壁に伸びたひび割れ、水切り付近のシーリングの傷み、室内側に見られた塗膜の膨れを確認しました。
外側と室内側の両方に症状があると、「同じ場所から水が入っているのでは」と考えたくなります。しかし、写真や表面の状態だけで原因を決めつけることはできません。
建物の構造、ひび割れの位置、シーリングの状態、室内の湿気や結露などを一つずつ確認し、必要な補修内容を整理することが大切です。
今回の現地調査で確認したこと
・サッシの角から外壁へ伸びるひび割れ
・サッシ下と水切りまわりの隙間やシーリング劣化
・室内側の塗膜に見られた膨れ
・外側と室内側の症状に関連があるか
・雨水だけでなく湿気や結露の可能性
・補修方法を決める前に確認したい箇所
1. 掛川市のRC造事務所を現地調査しました
外壁だけを見るのではなく、サッシまわりや室内側まで確認しました。
RC造とは、鉄筋を組んだ内部へコンクリートを流し込んで造る、鉄筋コンクリート造のことです。
住宅だけでなく、事務所、店舗、集合住宅などでも使われています。外壁面がコンクリートを下地としている場合、表面の塗膜や仕上げ材によって雨や紫外線から保護されています。
RC造は丈夫な構造ですが、ひび割れやシーリングの劣化、塗膜の浮きなどが起こらないわけではありません。
特に、サッシと外壁が接する部分は異なる材料が取り合う場所です。外壁の大きな面だけでなく、角や継ぎ目、水切りなども確認する必要があります。
RC造でも定期的な状態確認が必要です
コンクリートそのものだけでなく、表面の塗膜、ひび割れ、サッシまわり、シーリングなどの状態を確認することが大切です。
2. サッシの角から外壁へひび割れが伸びていました
サッシ下の角付近から、外壁へ向かってひび割れが確認できました。

▲ サッシ下の角付近から、外壁へ向かってひび割れが伸びていました
写真では、サッシ下の角付近から、斜め下方向へひび割れが伸びています。
窓などの開口部の角は、外壁の大きな面と比べると、建物の動きによる力が集まりやすい場所です。そのため、サッシの四隅や水切りの近くにひび割れが見られることがあります。
ただし、ひび割れを見ただけで、構造上の問題や雨漏りの原因だと決めることはできません。
ひび割れの幅や深さ、長さ、周辺に浮きがないか、同じ位置の室内側に変化がないかなどを確認し、補修の必要性を判断します。
細く短いひび割れか、幅が広く長く伸びているかを確認します。
塗膜や外壁表面に浮き、剥がれ、変色がないかを確認します。
ひび割れと近い場所に、染みや膨れ、湿気を感じる症状がないかも確認します。
3. サッシ下と水切りまわりのシーリングも確認
ひび割れだけでなく、雨水が集まりやすい水切りまわりの状態も確認しました。

▲ サッシ下の水切り付近で、隙間やシーリングの傷みを確認しました
水切りとは、外壁面を流れる雨水を外側へ逃がし、建物内部へ回り込みにくくするために設けられた部分です。
サッシや水切りと外壁の間には、材料同士の隙間を埋めるためにシーリングが施工されていることがあります。
シーリングは時間の経過とともに硬くなったり、縮んだり、周囲から離れたりする場合があります。
写真では、水切りとサッシ付近に隙間のように見える部分があります。ただし、この写真だけで、ここから室内へ雨水が入っていると断定することはできません。
雨水は、表面に見える場所からまっすぐ室内へ入るとは限らず、別の場所から入り、内部を伝って症状が現れることもあります。
シーリングの傷みだけで雨漏り箇所を決めつけない
目立つ劣化があっても、実際の水の入り口が別の場所にある場合があります。周辺のひび割れや取り合い部分も含めて確認することが大切です。
4. 室内側では塗膜の膨れが見られました
室内の塗膜が部分的に盛り上がり、下地との密着が弱くなっているような状態でした。

▲ 室内側の塗膜に、盛り上がりや膨れが見られました
写真では、室内側の塗膜が筋状に盛り上がり、一部に小さな膨れや変形が見られます。
このような塗膜の膨れは、塗膜と下地の間に水分や湿気がある場合に見られることがあります。
一方で、結露、下地に残った水分、以前の塗装時の密着不足など、雨水の浸入以外の原因も考えられます。
表面の膨れだけを削り、新しい塗料を塗っても、原因が残っていれば再び同じような症状が出る可能性があります。
室内塗膜が膨れる主な要因
・外部から入り込んだ水分
・室内外の温度差による結露
・下地に残った湿気
・以前の塗膜と下地の密着不足
・下地や既存塗膜との塗料の相性
・施工時の乾燥不足
実際の原因は一つとは限らず、複数の要因が重なっていることもあります。
外側と室内側を一緒に確認する理由
外壁の劣化と室内の症状を別々に見ず、位置関係を確認することが大切です。
今回のように、サッシまわりの外壁にひび割れがあり、室内側にも塗膜の膨れが見られると、二つが関係している可能性を考えます。
ただし、外側のひび割れの真裏に室内症状があるように見えても、それだけで雨水の浸入経路を特定することはできません。
水は建物内部の隙間や部材を伝って移動することがあります。また、室内側では結露や設備からの湿気などが影響することもあります。
そのため、外側と室内側の位置関係を確認しながら、周辺のシーリング、ひび割れ、塗膜の状態を広く見ていきます。
| 確認する場所 | 確認する内容 |
|---|---|
| 外壁 | ひび割れ、浮き、剥がれ、変色の範囲 |
| サッシまわり | シーリング、水切り、取り合い部分の隙間 |
| 室内 | 塗膜の膨れ、染み、変色、触ったときの湿り |
| 室内環境 | 換気、結露、湿度、設備の使用状況 |
| 発生時期 | 雨の後に変化するか、季節によって変わるか |
補修方法は原因と下地の状態を見て決めます
ひび割れを埋め、表面を塗り直すだけでよいとは限りません。
ひび割れがある場合は、幅や深さ、動きの有無を確認し、状態に合う補修方法を検討します。
シーリングが傷んでいる場合も、劣化部分だけを補うのか、既存材を撤去して施工し直すのかは、場所や状態によって変わります。
室内の塗膜が膨れている場合は、浮いている塗膜を取り除き、下地の乾燥状態や傷みを確認してから塗装仕様を決めます。
見える症状だけを直しても再発することがあります
ひび割れや塗膜の膨れは結果として表面に現れている症状です。補修前に、どこまで下地が傷んでいるか、湿気や水分が残っていないかを確認することが大切です。
実際に、掛川市A様邸では外壁の膨れと密着不良が見られた部分をはつりで取り除き、左官モルタルで下地を作り直してから模様と色を仕上げました。
見積り前に確認しておきたいこと
工事内容だけでなく、どこまで調査し、どの症状を直す見積りなのかを確認しましょう。
外壁のひび割れや室内塗膜の膨れについて見積りを依頼するときは、「塗装一式」という金額だけで判断せず、補修範囲を確認することが大切です。
見積りで確認したいポイント
・ひび割れをどの範囲まで補修するのか
・シーリングをどの部分で施工するのか
・浮いた既存塗膜を撤去する工程が含まれているか
・室内側の下地をどのように確認するのか
・原因を特定できない場合に、どのように進めるのか
・追加工事が必要になった場合の説明方法
原因がはっきりしない状態で工事を始める場合は、分かっていることと分からないことを分けて説明してもらうことも大切です。
掛川市で外壁のひび割れや室内の膨れが気になる方へ
外壁と室内の両方に症状がある場合は、片側だけで判断せず建物全体の位置関係を確認します。
外壁のひび割れやシーリングの傷み、室内塗膜の膨れは、表面を見ただけでは原因が分からないことがあります。
気になる症状を見つけた場合は、いつ頃から変化が出たのか、雨の後に広がるのか、季節によって変わるのかなども記録しておくと、現地調査の参考になります。
ペイントホームズ掛川店では、掛川市を中心に、袋井市・菊川市・御前崎市・牧之原市などで、戸建て住宅だけでなく、事務所・店舗・工場・アパートの塗装や補修についてもご相談を承っています。
まだ工事をするか決めていない段階でも、現在の状態を確認し、補修や塗装が必要かを整理するところからご相談いただけます。
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